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 読みたくてしょうがないので「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」
を、4,5,6巻と増長買い。

電車で読み漁り、帰ってきて読み漁り、1日で2巻(前後編)を読破。
そういえば、なんで俺の名前は増長先生になったんだろう?


今巻では、予想どおりに、ゆゆがメインキャラとして登場していて嬉しい限り。




昔々、とある町の変態殺人鬼兼監禁マニアが、一人の男の子(主人公)と
一人の女の子(ヒロイン)を監禁してひたすらいたぶりました。


そして現在。


故・変態殺人鬼兼監禁マニアの息子である主人公(虚言癖)が、
後遺症ゆえに普段ぶっ壊れているのに、もっと壊れたヒロイン
まーちゃんを"直す"為に実家へ帰省。


そこには変態殺人鬼ファミリーのファンだという
変態ファミリーが住んでいて、またも殺人事件が、というお話。


まーちゃんは全損したのでホスピタル行き。


今回みーくんについてくるのは、まーちゃんよりも
よっぽど、ヒロインらしい伏見柚々。


ゆゆが堪らなく好きになった俺にはご褒美のようなお話だった。
両腕折れてもゆゆを助けて、介護されて、泣かれて、くっつかれて、
二人で脱出して。
こんなに身悶える「ゆっくりしていってね」は初めてだぜ!!!!11111
ヒャッハーーーーーーーーwpるp3=)={POPK?!!!!!!


でも、みーくんは絶対ゆゆに傾かないんだよなぁ。
行動原理がまーちゃんだから仕方ないけど。
6巻で終わりらしいから、新作は是非ゆゆが、頑張って
みーくんを略奪する話を見たいね。


まーちゃんが死んだ後のみーくんケアはゆゆしか居ないだろJK。
この受け入れっぷりはすげぇよ。
そして暴走した長瀬透とのバトルとかさぁ。
一読者はそんな結末を望んでいます。
つぅか、みーくんはもっと正常に癒されて良い。
みーくんの行動は凄く心が痛くなるww


事件面では、最初のほうで推理モノがさっぱり駄目な俺でも犯人が分かったwww
口に出しちゃってるしw

でも動機は検討外れだった。複雑な家庭だから娘がらみかと思いきや、
そんな原初な欲求だったとは……。2,3巻と普通な動機が多かったから面食らった。




以下にはさらに続きを。つまるところ、アルティメットオナニー。
良い語呂だよね。こんな造語を作れるフカ島さんには頭が上がらないよ。


5巻まで読んでて分からないのは
みーくんの、まーちゃんに対する感情。
復讐なのか、恋愛なのか、恩義なのか。
行動と言動では全て当てハマっている。

「騙し足り無い」「まーちゃん分が不足している」

文中でも、まーちゃんとのちゅっちゅに嫌悪感を示しているし、
途中からはギャグにして消化してる。
でも、まーちゃんが壊れてみーくんを解雇された
今回では、躍起になって直そうとするし。
(まーちゃんがみーくんを認識出来なくなったのが4巻と5巻の発端)

でもやはりなぁ。
みーくんがまーちゃんを騙し始めたのが1巻から、というのが一番動機に
繋がると思う。その前は長瀬透と付き合っていたのだし。
長瀬と別れた理由から世界が縮まって、まーちゃんとしか居れない、て
思い込んでる節はあるよねぇ。
1巻の殺人事件で、完全にスイッチが入ったのかも。


このあたりは上手いなぁ、と思う。
みーくんの感情を上手に隠して、展開をどうとでも持っていけるようにしてる。
もしくは、妄想されるありとあらゆる展開を今後の巻号に詰め込むつもりなのか。
そんなことされたら、ブギーポ以来のラノベハマリを起こしてしまう起こしてしまう起こしてしまう。


今でも十分ハマってるけど。
最近、脳みその栄養に飢えていたのもあるけど、
頭に文章を詰め込んで幸せな気分になったのは久しぶりだ。

という訳で、勝手にラノベ仲間のフカ島先輩にも勧めたいところです。
なんなら1巻と2巻を貸そう。3~6巻はゆゆが出てるから駄目だけど。

ていうか今回長いよね。数少ない読者に果たして最後まで読まれるのやら。
3行上のメッセージは果たして届くのか?
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