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チームに新入りが入ったので、jail houseに集められた一同。
菅原が紹介したハリーは身なりの良い老紳士で、短い余生を亜侠として
一花咲かせたいと思ったらしい。

「…菅原、老い先短い老人ばかり連れてきてどうするつもりヨ」

「死んだら悲しめばいいか?」

「会う奴会う奴、老人なんだよ。年より相手の詐欺を働くつもりはねえよ」

全員を席に座らせ、菅原が続ける。

「さて今回の仕事だが。ミナミ新世界にあるエセ高級レストラン“ワグナリア”で最近頻発するようになった食い逃げを捕まえる。二人捕まえれば札巻ひとつになる」

「しょぼくね?」

「もう一つある。別のクライアントがこの店の人気メニューのレシピを欲しがっている。それを盗んでこい。こっちの報酬は札束3つだ。
自分達の構成と相談して、どう仕事をしてくか自分たちで組み立てろ。以上」

「おい菅原、どこ行くヨ」

「営業だよ営業ー」

ヴェスパを吹かして菅原はどこかへと行ってしまった。

「絶対カジノだな」

「…仕事しますかね」

自転車でバイクの食い逃げを捕まえつつ、その巨体なはにつかわない隠密行動でレシピの盗難に成功するゴロドク。

リーはゴロドクの行動をフォローしつつ、象の食い逃げを捕まえる。

ハリーは象を追いかけてる最中に対向車にぶつかり、2CVが大破。
とぼとぼと車を買い直して、情報収集。

・ワグナリアに関する依頼は様々な組織に流れている

・どこかの盟約がワグナリアの土地を欲しがっている

二つの情報を上手く転がし、札巻を確保。さすがの輸出入業者である。

そのころ、ワグナリアを早々に切り上げたリーは脳内の恋人が殺される幻覚
見る。
その様子を見た大きいお友だちが見かねて情報提供。



・レシピの取引相手、“ナニワ電撃同盟“は13歳のアンナ=岩井が“財布”をはべらせ勢力を増している亜侠チームである。最近、沙京流民とコンタクトをとっている。

・ワグナリアの土地を欲しがっているのは沙京流民であり、ミナミ攻略のあしがかりにしようとしている。

・アンナのアジトは軍艦島のあいりん地区アパートにある。これによって
アジトへ行ける

続いてチームの人員構成を探るが、見つけることが出来ない。
66ハプニングにばかりに見回れ、消耗していく。

最終日朝、アジトへ踏み込むリー。
部屋に散らかるアダルトグッズの山から見つけたのは、4日目の夜に沙京流民と自分たちの情報を札束5つで転売しようとしている情報。

相変わらず敵の情報を掴めないのに痺れを切らしたリーが

「誰も釘撃ち機を買ってくれないからパクってくル!!」

と沙京へ。
B52の周りに並ぶ机の一つに手を伸ばすが、見つかってしまう。

一方そのころゴロドクは乃木医院で情報を集めながら、院長先生と不穏な話をしている。

「最近、良い菊門がなくてね」

「僕の方もだよ。君のところのリーダーがもう少し若ければね…」

「だがあいつは屑だぞ?」

「屑の方が具合が良いのさ」

「まじで?!」


「情報…ありません…」


リーが警察に袋叩きに会い、多重人格を主張してアーカムへと黄色い救急車で搬送された。

戦力は減ったが「三人なら殺せる」と
いきまくゴロドク。
約束の時間に取引現場へと向かうが、そこに居たのは5人の亜侠だった。

「レシピをそこに置いてとっとと帰りな」

アンナが冷たく言い放つのに、ゴロドクとハリーはもちろん反発。
血戦を開始するが多勢に無勢、ゴロドクはカラシニコフの銃弾に倒れ、
冷静なハリーは一撃受けたあとに降参する。


「さっさと消えな」


そう言われるまま、ハリーはジェイルハウスへと敗走した。
事の顛末を聞いた菅原は

「うーん、新人さんが無事で良かったよ」

と悲しげに言うと、再びヴェスパでどこかへ向かった。

□シナリオプロット
https://www.evernote.com/shard/s5/sh/3ba62757-5714-43f0-a15f-bd8ed3595c65/67a7bca24a5402d97db98874ba30e1a0
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極稀にコメント残したいよ!との事だったので。
Twitter記事へのコメントはこちらへお願いします。
キーパーで一番大事なのは「喋り」。キャラの話し方ではなく。
・詰まらない事
・短く的確に伝えること

この2つは最も優先度が高い。
キーパーが話している時間がながければ長いほど、プレイヤーは
やることが無い時間が増える。
重要だったり、危険なシーンではキーパーの描写が長くなるのは
仕方ないけど、それ以外では手短に。キーパー:プレイヤーが
6:4ぐらいが良いか。

次に大事なのは、書いたシナリオは必ず5回読みなおす事。
声に出すと本番で詰まりづらくもなる。


オンラインセッションでの初キーパー「アウトオブアヴァター」は無事に終了。
今回は以下のことに注意して行いました。

□PLのキャラにそれぞれ何をするか決めてもらう。
またPLの行動に対して、他のPLに反応してもらう。

前日のキョウからの指摘。初級者が会話に入りづらいというのを受けて。
PL同士の相談が始まった場合、どうしても会話に入れないPLは出てしまう。
そうなるよりは、3人同時に出てきた固有名詞、状況に対してアクションを
起こしてレスポンスを返す。どれかは当たるし、参加感覚は高まると思われる。
相談してハズレを引いてまた相談よりは時間経過もスムーズかな?

それと、キャラ同士が話しをしている場合、キーパーは先の状況を
復習したり、それまでの経緯に対しての修正を行う事ができる。
「ルカは恐れられているんだねぇ。どんな風に指導しているの?」
「もちろん厳しく(以下略)」

とザーマイが話をしている間に、キーパーは改めてこの先出会うNPC達が
持っている情報を再確認していた。

□上記を実現するために今までの、「情報を固定キャラや場所に持たせる手法」
ではなく、舞台に登場するキャラの属性ごとに細かく分けた情報を持たせる。
出てくるNPCはどんな奴か?暴力的な奴にはどんな反応をするか?
根掘り葉掘り聞いてくる奴にはどんな事を言うか?

例えば護衛警官。彼らは最初の犠牲者に起こったことをおおまかに知っている。
最初から犠牲者に着いていた護衛警官に話を聞けば詳細を聞き出せるが、
ふとした拍子にプレイヤーキャラについている護衛と雑談を始めた際も、
情報が入手出来る。
ザーマイのルカは警官を指導しつつ、情報をはきださせ、RPをこなし、
それを見たキョウの華路はドン引きするRPを展開出来た。

さらに、起こしたいイベントはイベントリストとして別で持っておき、
起こせる状況にキャラが近づいたら、イベントを起こす。


□見つけるは目星ロール。聞くは聞き耳ロール。調べるのなら図書館ロール。
失敗しても物語は進む

今回は必須情報であれ適応していた。
ただし、ターシャの芳賀がキー情報ロールを外した際に、
迫り来る攻撃の可能性に対してハンカチをさがそうとした。
なのでキーパーはハンカチが部屋にあるかを幸運ロールさせつつ、
成功したので水道料金領収書を見つける事が出来た。
RPをして損が無い形にする。(危険行動を取れば損はあるけど)

□あまりに違う考えを修正して欲しい場合は「アイデア」

ほとんど行う必要はないけど。水道料金表を見た芳賀は、
教団が販売している「清めの水」は皆口の家から
出ていたのではないかと思っていた。
大量の水はラスボス戦闘で必要になるため、アイデアロールに
成功した芳賀は「他の目的があった」ということに気づいた。

□慈悲は与えない

地下留置所でのテクい迎撃戦虚しく、
皆は地下の皆口(黒幕)のアジトへと連れていかれた。
そこでラスボスを返還する呪文書を見つけるが、
皆口の書いた「これを読んだら正気の世界へは帰れない」
の一文に一同びびって、ゆずりあい。
移動しながら考えよう、という芳賀の提案で移動しながら
すすむが、次の部屋のドアの前でSTルカが慎重になりすぎてしまう。

近づいてくる透明な夜鬼の足音。NPCは攫われた。でもルカは
迷っている。

この時、キーパーとしては他の二人にどうするかを聞こうと思った。
だけど、ここで聴いてしまうと逃げこむのが安定になってしまう。
キーパーとザーマイのルカが話をしているのを邪魔するのは
悪いな、と思ってだろうなと予想したので、キーパーは
「部屋に逃げる」と言うか、何か主張するまで待っていた。

だがルカは迷い続けてしまい、他の二人も黙ったままだったので
隊列の一番後ろに居た芳賀は幸運ロールに失敗。夜鬼に
攫われてしまう。
さらに華路も幸運ロールに失敗、攫われてしまう。
最後に残ったルカはようやく部屋の中に飛び込んだが、
目星に失敗。ラスボス打倒の切り札は手に入れられず、
彼らに最悪の結末がおとずれる。

普段の調査パートではキーパーの話は遮らないほうが良いけど
緊急事態では主張も大事かな?
主張しすぎると話が進めづらくなってしまうけど、
危険状況ならキーパーも準備している。

ルカは一人で最後の部屋に入る。そこには体長50mの
イヴ=スティトルと、イヴの複乳にむしゃぶりつく夜鬼が
79体。
全員のSANチェック。芳賀は成功したが1D6で5失い発狂。
丸まってしまう。
華路も成功するが1D6で6をひいて「反復動作」。
つまり芳賀と同じ行動をしてしまう。
「このほうが安全なんだなぁ」と二人してつぶやきながら。

そしてSt.ルカは失敗。試験的に導入した1d66で
25消費。長期の狂気表でイヴと最も相性の悪い
「奇妙な性的嗜好」を引いてしまい、
目玉が一つとれ、黒ずみ体の表面に触肢が這いまわる
イヴ=スティトルを魅惑的な物と勘違い。
ふらふらと近づいていき、ダメージ5D6の触肢に
捕まれ、吸収され、St.ルカは消滅した。

他の二人も抵抗する術はなく、イヴ=スティトルに
吸収され、消滅した。


皆は生還することが出来なかった。

1d66は、1d6と1d20と1d100しか居ないSANチェックはどうなのか。
もっと細かくカテゴリ分けできないかと思ったのだけど
ターシャの「1d66じゃ確定発狂だから、1d55(6が出たら0扱い)」
の方が良いんじゃないかと提案を受け、使うならそっちにすることにした。

正気度のバランスは難しい。探索者に長く居てもらうか、
シビアなものにするか。
キャンペーンの最後とかならシビアでいいと思うけど、
せっかく何度か探索して個性が強まったキャラが死ぬのも惜しい。
3,4回の探索で引退かな?ぐらいが良いかなと今のところは思っている。
ただし、目星、聞き耳、図書館は手がかりが手に入る=クトゥルフ神話
技能修得が潜む、という形式を今後は入れていきたい。
今の状態だと、3大スキル安定になる。
色々TRPG探してみてたどり着いたコレ
大阪を舞台として、アジアンギャングになってヒャッハーするゲーム。
設定がぶっ飛び過ぎてて好きw
判定が煩雑なんだけど、一度のセッションが短ければいけるかな。

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