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楽しい映画だった。

けど、大事な後半に主人公の露出時間が少なかったり
登場キャラが多い故の時間配分が見えちゃって寂しかったなぁ。
主人公の性能だと、出ずっぱりって訳にも行かないしね。

ヒロインである先輩が可愛くない代わりに、俺の心にどストレートに
響いたのが主馬。
公式ページで見ると可愛くもなんともないのだけど、これが
映像で見るとすげぇ可愛いの。
ちょい根暗で、ネトゲキング(笑)で、健康体と属性が揃いつつ
後半はラブマシーン(敵)との格闘戦で熱血して泣いて、と
よっぽど主人公らしかったです。

ついでに体つきもなんだかエロいよね!
初登場が暗い部屋で、ノートPCカチャカチャしながら
短パン・タンクトップで健康色の肌を晒してたもんだから
「なんか可愛いのキター!」って思ったら
この子男の子なんだよぉ大オオおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!

おいこの角度だと女の子だろぉ!?ふざけんなよダレだよこのキャラ
男にしようって言った奴ぁよぉぉぉおおおおおぉぉぉっ!!!
ぶっ殺してやる!!!

と思いつつも、上記のように泣いたり熱血したりするのが、普段の
寡黙な感じと違って超可愛くて悶えちゃうんですよ。
何より声が良かった。
朴路美みたいに雄々しい感じの少年声でもなく、釘宮アル(鋼の錬金術師の弟)
みたいに女々しい感じの少年声でもなく、理想的な男の娘の声。

さて、肝心のメインストーリーはというと、ヒロインがビッチ臭を出しちゃった
せいで最後は首を捻るし、悪役であるところのオッサンの立ち居地が
その後の扱いが平和的すぎてなんだかなーって感じで消化不良だった。

俺としては主馬の露出時間が多くて楽しかったんだけどね。
途中から本来の主人公とヒロインの存在がどうでも良くなってたし。

主馬が男である理由も、「うちは女系家族だからなぁ」って言葉に
集約されてるのは分かるんだよ。
途中で大家族がパニックになった時の女性と男性の立ち振る舞いや
テンションの差を強調したりとか、後に繋げる為とか。

…でも主馬は女の子にしようよぉ!!
俺は一体、明日どんな気持ちで仕事再開すれば良いんだよもう!

あ、そういう細かい事気にしない人には爽やかな良い映画だと
思います。
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