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まだ全部読んでないのだけど、嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんiの
途中感想。
短編は全部、隔月連載で読んだと思ったら、未読が二つに、
書下ろしが一つ。

恋日先生がメインの「うそが階段をのぼるとき」。
誘拐事件後すぐの主人公の担当医をしている時点から
過保護だけど、この後の短編「(仮)」から書き下ろしへの
繋がりが好きだってぐらいかな。

書き下ろしでは誘拐事件そのものが無かったifの世界の話。
この世界では恋日先生(と、思われる精神科医)が自殺してるんだよね。

他の全キャラは、犯人も含めて普通の人間として過ごしているのに。
まーちゃんは菅原道真と付き合ってるし、主人公の兄もただのニート大学生。
親父は寡黙な常識人で、実母も健在。

発端の誘拐事件が起きないと皆が救われるけど、恋日先生だけ救われない。
本編中で「幸せ不幸せは主観で決まるから、実は治療なんてしない方が良い」って
悩んでるぐらいだし。
恋日先生が主人公に救われているのはその矛盾が無い患者だからなんだろうな。

主人公は普通に生きていけないのを元彼女の透に思い知らされて、
まーちゃんの好きなみーくんに成り代わることした。
しかも彼女の思うみーくん像から外れないように立ち回らないといけない。
本来の自分自身は、まーちゃんの居ないところでさえも存在しないし(表面上は
まーちゃんの彼氏であるのが世間で周知されているから)
、そこから来るストレスで、度々自殺しようとする。
それでも止められない主人公は、矛盾の無い治療対象である訳で、
自己の存在理由の確認も出来る。
だから病気になっていない主人公の世界では自殺しているのかな、と考えた。

恋日先生も過去に別れてるみたいだから、みーくんと重なるんだろうね。
人間の幸福に関して、あんな考えを持ってる人は、普通の人間とは合わないだろうし。

6巻で辞職してヒキコモニートになった先生が、ぼんやりとみーくんの事を考えるシーンが
たまらないものになるね。依存心から来る模擬恋愛感情だし、って冷静に分析しつつも
諦められない、と。

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