××の優しさにみんな歓喜

短編を一気に読み終わって感想。

「本物のみーくんと一緒に居る時と違って、幸せそうじゃないんです」
「本物の不幸と嘘の幸福、どっちが重いかなんて分かりきってる事だけど、
それを肯定すると私の職業の存在価値が無くなる」
「どうしたらマユちゃんを幸せにできますか？」

で、先生がすっごいギリギリしてたのが堪らなかったｗ
××は良い子だなー……。
マユが発狂してたときはさすがに「なんだこの生き物」ってドン引きしてたけど。

××は、虐待の限りを尽くされて壊れた少年大好きな腐女子三十路の坂下先生とジェロニモさんに
好かれ、同級生で元彼女の長瀬透からはどうにか復縁出来ないかと好かれ、
そして本作品のメインヒロインであるところの袖木柚々からは、あなたがどんな人でも
受け入れると好かれ、凄いモテますね！

坂下先生・ジェロニモさん・長瀬は××を御園マユから離して私が幸せにしてあげる！って
意識なのに対して、御園マユを含めてもあなたが好きだから
付き合ってください、な袖木柚々のテクさには敵わない。敵わない。
……そこはメインじゃないんだけどね。



ここで超人気作品なら、誘拐事件直後の小～中学時代の短編を延々と続けて
ネタが無くなったころに本編再開して、と電撃ループで行けるところだけど
そこまで人気無いからなぁ……。